哺乳類の中で2本足で日常生活を過ごすのは人間だけ
では人間はどのくらいの間、立っていることができるのだろうか?
歩いたり、足を開いたり、どちらかの足に重心をかけたりと
条件がない場合は長時間立っていられるが、実は直立不動いわゆる”気をつけ”の状態では
たったの30分しか立っていられません。
普通に立っている場合、足の筋肉は収縮したり弛緩したりして筋肉の中の血液をスムーズに
心臓に戻しているのですが直立不動ではこれができません。
足を動かさないで立ち続けると血液が下半身に溜まり、
脈拍が高くなり血圧にも異常をきたすため30分程度しか持たないのです。