ボクサーが左ボディーなどを打ったり、ムエタイのファイターが左ミドルを打って
相手の右のわき腹を狙う場面をよくみますが、あれは「肝臓」を狙っているそうです。
右と左の脇腹を殴られた感覚は全く違うそうで、
肝臓を打たれると息が出来なくなったり、足が思うように動かなくなるそうです。
肝臓は、ちょうど右の肋骨の下に収まっていて、だいたい平均で1.5㌔程ある人体最大の臓器です。
アルコールの分解や、エネルギー源の貯蔵など
肝臓の機能は沢山あり、知られているだけでも500以上あるそうです。
多機能の為一日中休むことなく機能しています。
大量の血液による栄養が必要となるので、心臓から排出される血液の1/5が肝臓に送られます。
3/4切除されても、数ヶ月で元の大きさに修復するようで、
人で唯一修復する臓器だそうです。
万能に見える半面、肝臓の病気になっても
身体に症状が出ない事が多く、気付いたころには症状が進行している事が多く
「沈黙の臓器」
とも言われているので、定期健診などこまめに気を配った方がよさそうです。